ピフィティピープル_キム・イジン_チョンセラン 「それでも大丈夫よ。思える歳になれば、もっと好きでいてくれるから」。
ミニが来てジェジュンを渡された。どう見てもミニと比べて赤ちゃんの方がデカい。
冷めても美味しいお茶を残らず飲んだイジンはまたバスに向かった。ミニが赤ちゃんを抱いたまま見送ろうとしたが、エレベーターまで行くことにした。
まだバイバイのできないジェジュンの手をミニが振った。 「姉さん、休暇を取ってやってきてくれてありがとう、としな。
ありがとう、バイバイしてて」 イジンも閉められるドアの間に見えなくなるまで、手を振っていた。 再び都市と都市の間の荒涼とした野原を猛スピードで駆ける赤いバスに乗った。
座って行けるからマシだった。イジンは座席の間に挟んでいたシートベルトを出して締めた。
こんなバスなら事故でもあったらみんな死ぬはずだ。あんまり眠れなくて窓の外を眺めていたけど、同じような新都市の風景だけがレール越しに上がったり、下がったり繰り返している。
今回ミニの町に訪ねても、また迷ってしまうような気がした。全国が全部似ている。
無様だ。 「いつかはミニの近くに住みたい。
真横の家とか……」 ...